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久しぶりのニカラグアのコーヒーのご紹介です。

＜El Madrono＞
El Madrono AAAは、 10名の生産者がニカラグアの霧がかった山々の中で育てたコーヒーのブレンドで、ニカラグアの木の名前「マドローノ」に由来しています。このマドローノの花は、コーヒーの収穫最盛期となる 11 月〜2 月に花を付ける木で、その花は香りが豊かで白い色をしていて、まるでコーヒーの木の花のよう。また、12 月にニカラグア独自で行われるカトリック教徒の祝祭にも使われる花でもあります。ニカラグアは湿気による品質劣化が多いため、乾燥工程に細心の注意を払っています。まず日陰シートで覆われたアフリカンベッド上で天日乾燥させます。その後3 段式のアフリカンベットに移動し、さらに14-15日間かけてゆっくりと乾燥させていきます。その際、1段目ではじめの約5日間→2段階目で次の約5日間→3段目で最後の1〜2日間と移動させているそうです。水分値10〜11％、水分活性 0.5〜0.6 になるように仕上げています。

甘さと酸味のバランスがよく柔らかいニカラグア、ほっこりするような感じにしたく今回は中煎りで仕上げました。ブラウンシュガーやミルクチョコレートのような甘さに、熟したりんごのようなフルーツ感が少し加わり、バランス良い味わいです。口当たりが丸く心地よいのがお気に入り。事務所でカッピングしていた際居合わせたスタッフも、飲みやすくて普段使いしやすい美味しさ、とのことでした。日々に溶け込む美味さです。

＜豆情報＞
生産者：10 Small Producers
エリア：El Madrono, Jinotega, Nicaragua
標高：1,100- 1,500m
品種：Caturra, Catuai
生産処理：Washed
味わい：Brown sugar, Almonds, Milk chocolate, Baked apples, Black tea, Round

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