Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
ブラジルのコーヒーのご紹介です。

208 Cold Summer が大人気で、想像の3倍くらいのスピードで終売しました。
いつもありがとうございます。
逃してしまった方や、もう一度飲みたかったなあ、という方にRed Aleおすすめです。

<Fazenda Guariroba>
2年ぶりのグアリロバ農園。2年ほど前にリリースした、『103 Brazil Guariroba Topazio Double Anaerobic 』が衝撃的だったので、覚えている方もいらっしゃると思います。
グアリロバ農園の歴史は19世紀、Joao Ferreira Carneiro氏からはじまり、現在5代目のHomero Aguiar Paiva氏にそのコーヒーに対する熱意と伝統が受け継がれています。スペシャルティコーヒーの生産に特化し、近年では、新しい精製方法や栽培技術の開発に積極的に取り組んでいます。
2016年のCOE(生豆の国際品評会)で優勝、2018年には、Brazil Pulped Naturalsで8位、2019年のCOEではNational Winnerを受賞など、ブラジルの優良農園です。

<Arara>
2012年から配布が始まった比較的新しい品種で、ブラジル国内で近年主要なものの1つです。黄色のコーヒーチェリーが特徴で、成熟するまでの期間が長いことから、甘みの強い味わいになります。木はコンパクトで、収量が多く豆は大きく、さび病にも耐性があるそうです。ブラジルらしいナッツ感とふくよかな甘みのある、味わいにも優れた品種です。

<Anaerobic Natural>
こちらのコーヒー、後ほどの味わいの説明の通り、とてもユニークな味わいのコーヒーです。その面白さを引き出しているのが、プロセスです。
アナエロビックナチュラル、嫌気性の発酵過程を経てそのまま乾燥工程に入るプロセスですね。Philocoffeaでもよく取り扱っています。こちらのブラジルはその発酵工程で、他のチェリーを発酵させた際にタンク内でできた液体(モスト)をブレンドして一緒に80時間の発酵を行なったそうです。発酵液のブレンド...!こちらのロットが最後に発酵工程に入るロットだったため、可能となったプロセスとのこと。農園内に存在する酵母や微生物が合わさって完成したロット、グアリロバのテロワールで溢れていますね。
乾燥工程ではバクテリアなどが繁殖しないように撹拌を行いながら、アフリカンベッドでゆっくりと乾燥させます。日陰で行うことで、雨や強い日差しなどのストレスを最小限に抑えてより複雑な味づくりを目指しています。

ユニークな味わいを堪能していただけるように、浅煎りでご用意しています。ぐっと火力を上げたり、時間を短くしてより個性を出そうとすると、逆に穀物っぽい感じや派手すぎる味わいでバランスに欠けるように感じました。浅煎りにしてはそっとじっくり焙煎しながら、ブラジルらしい甘みの余韻が感じていただけるように調整しています。

袋を開けた瞬間にライムやレモンバームが飛び込んできます。ワクワク。
ジンジャーエールやリンゴのような、スパイシーさと爽やかな甘み。後味はブラジルらしい甘みと、程よい清涼感が感じられ、心地よい余韻が感じられます。ユニークですが、気づいたら飲み終わっているくらいには飲みやすいコーヒーです。208 Cold Summerが暖かくなる前に完売になってしまったので、ぜひRed Aleで急冷アイスコーヒーお試しください。甘くて、爽やかで、美味しいです。

コーヒーの味の違いなんて自分には...という方にぜひ試していただきたいブラジル。
ブラジルのイメージも覆され、コーヒーって面白いと思うきっかけになれば本望です。


<豆情報>
農園名:Fazenda Guariroba
生産者:Homero Paiva Aguiar, Gabriel Lamounier
エリア:San Antonio, Campo das Ver ten tes
標高: 1,100m
品種:Arara
生産処理:Anaerobic Natural
味わい:Lemon balm, Ginger ale, Red apple, Sweet lime, Almond, juicy, Sweet After


<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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https://en.philocoffea.com
I hope you would enjoy our coffee wherever you are!

209 Brazil Guariroba Red Ale

販売価格 1,450円(税込1,566円)
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