【数量限定】
750 Panama Janson Los Alpes LOT26-251 20g
Product Story 商品ストーリー
世界の舞台で選ばれた、ボルカンの名門農園
Janson Coffee Farm
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こちらの商品はすでに終売しております。
商品説明文を読みたい方向けのアーカイブです。ご了承くださいませ。
※再入荷について
豆を仕入れる際、サンプルを取り寄せ、味わいをチェックして仕入れを行います。
その年美味しくても、翌年の状況では入荷を見送る場合もございます。
同じ豆を翌年再入荷する、というお約束はできませんので、
どうぞご了承いただき、一期一会の味わいをお楽しみいただければ幸いです。
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Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。パナマのコーヒーのご紹介です。WBrC Brussel 2026にて3位になった香港の選手が使用したコーヒーです(オープンサービスはなんと1位!)極少量なのですが、この機会にぜひお試しください。
※45袋限定の販売で、焙煎日は7月17日・7月19日・7月22日のいずれかとなります。焙煎日のご指定は承っておりません。ランダムでのお届けとなりますので、あらかじめご了承ください。
※数量限定の商品のため、追加販売の予定はございません。
Janson Coffeeの歴史は、1926年に始まります。21歳だったCarl Axel Janson氏は、故郷スウェーデンを離れ、パナマ・チリキ県ボルカンの地へ渡りました。四季を通して春のように穏やかな気候と、豊かな自然に囲まれたこの土地に魅了され、「ここを第二の故郷にしよう」と決意します。妻Peggyとともに築いたのは、パナマ初となる自動化酪農場。牛や馬を育てるだけでなく、湖へ魚を放流し、この土地の自然を未来へ残すための取り組みも行っていました。
そして1980年代半ば、土壌調査によってこの土地がコーヒー栽培に理想的な環境であることが判明します。1990年、息子たちが事業を引き継ぎ、Janson Coffeeが誕生しました。
彼らが受け継いだのは、農園だけではありません。
「努力を惜しまないこと」「品質を追求すること」「土地を愛すること」。
創業者が大切にしてきた価値観も、世代を超えて受け継がれています。
現在では第三世代も農園に加わり、Geishaをはじめ、Catuai、Caturra、Pacamaraなど多くの品種を栽培しながら、世界中へ高品質なスペシャルティコーヒーを届けています。
Janson Coffeeを訪れて印象的なのは、「コーヒーを作る人」を何よりも大切にしていることです。農園ではスタッフへ住居を提供するだけでなく、収穫期に働く季節労働者まで含めて医療サービスを受けられる体制を整えています。さらに、創業者の妻Peggyの名前が付けられた託児所も設けられており、子どもたちは安心して過ごし、親は安心して仕事に集中できる環境がつくられています。
「良いコーヒーは、人が安心して働ける環境から生まれる。」
そんな考え方が、農園全体から伝わってきます。
Janson Coffeeが守ろうとしているのは、コーヒーだけではありません。
農園には400枚のソーラーパネルを設置し、再生可能エネルギーを活用。精製で生まれる副産物は燃料や有機肥料として再利用し、森林保全や植林活動も積極的に行っています。約100年前、一人の青年が「この土地で生きていこう」と決めたことから始まったJanson Coffee。
三世代にわたり受け継がれてきた挑戦は、今もなお、人・自然・コーヒー、そのすべてを未来へつなぐために続いています。
ここまでは農園のお話。
ここからは、少しだけ私自身の思い出をお話しさせてください。
私にとってJanson農園は、思い入れのある農園のひとつです。
2024年、PCRC(Panama Coffee Roasting Competition)に挑戦した際、決勝の課題豆として使用されたのが、Janson農園の発酵系Pacamaraでした。
柔らかい豆質に加え、発酵由来の糖分も多く、いつものように焙煎すると表面だけが焦げやすい、とても難しいコーヒーでした。何度も焙煎を繰り返し、「どうしたらこのコーヒーの鮮やかさを表現できるのか」と試行錯誤を続けたことを今でもよく覚えています。そして、その一杯でPCRC優勝という結果をいただくことができました。私にとって、このコーヒーは「大会で使った豆」というだけではありません。焙煎士として大きく成長させてもらった、忘れられないコーヒーです。
翌年、初めてパナマを訪れた際には、念願だったJanson農園を訪問しました。
案内してくださったのは、二代目のMichaelさん。ユーモアを交えながら農園を案内してくださる、とても気さくな方なのですが、コーヒーの木の前に立つと表情が変わります。一本一本の樹の状態や、区画の説明、土壌や日照条件まで、本当に楽しそうに話してくださいました。その姿を見て、この農園が長年高い品質を維持し続けている理由が少し分かった気がしました。
そして今年、二度目のパナマ。今回は粕谷と一緒に農園を訪れ、Kaiさんのご厚意でJanson農園に一泊させていただきました。翌朝、まだ日が昇りきる前の湖で、みんなでSUPを楽しみました。霧に包まれた静かな湖。水の音、澄んだ空気、鳥のさえずりだけが聞こえる時間。豊かな自然の中に身を置く感覚は、感動と同時に少し畏敬の念も覚えるような、不思議な体験でした。
朝食の後は、みんなでコーヒーを淹れる時間。さまざまな抽出器具やグラインダーが並び、Kaiさんと粕谷は時間を忘れたように、ずっと抽出の話をしていました。
「もっと美味しく淹れるには。」
そんな会話が自然と続いていく時間は、この農園が単にコーヒーを生産する場所ではなく、コーヒーを心から愛する人たちが集まる場所なのだと感じさせてくれました。
大会で出会い、実際に農園を訪れ、人に出会い、また訪れたくなる。
私にとってJanson Coffeeは、コーヒーの美味しさだけではなく、人とのつながりや自然の豊かさまで思い出させてくれる、特別な農園です。
今回ご紹介するのは、Janson農園の中でも標高の高い区画 「Los Alpes」 で育てられたGeishaです。昼夜の寒暖差が大きく、Geishaならではの繊細な香りや透明感を育む特別なエリア。しかし今年は気候変動の影響を大きく受け、収穫量は例年のわずか1割ほどまで減少してしまったそうです。自然と向き合いながらコーヒーを育てる難しさを、改めて感じさせられる出来事でした。
収穫されたチェリーは、18℃に温度管理された室内で48時間の発酵を行った後、30℃・湿度40-45%に保たれた乾燥室で約14日間かけて乾燥されます。発酵だけでなく、乾燥工程にまで細かな温度・湿度管理を徹底することで、Geishaが本来持つ華やかな香りや透明感を損なうことなく、美しく仕上げられています。
少し長いお話になってしまいました…!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
このコーヒーを使用して挑んだ大会のプレゼンテーションも公開されています。
コーヒーと一緒にご覧いただくと、また違った楽しみ方ができると思います。
よろしければ、ぜひご覧ください。
Bavis Kwong Hong Kong Ser | 2026 World Brewers Cup: Finals
Japan Brewers Cup 2026 長崎愛美バリスタ
BEANS DATA 農園・プロセス
| 農園 | Janson Coffee Farm-Los Alpes |
|---|---|
| 生産者 | Janson Family |
| エリア | Volcan |
| 標高 | 1,700m |
| 品種 | Green Tip Geisha |
| 生産処理 | Anaerobic Natural |
| 味わい | Mandarin orange, Peach, Floral, Honey, Grape, Silky, Smooth, Sweet aftertaste, complex |
| 焙煎度 | 浅煎り |
| エイジング | 焙煎日から12日後からがおすすめです。 |
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