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グアテマラのコーヒーのご紹介です。

<Finca El Platanillo>
グアテマラのサンマルコス火山地帯に位置するエル・プラタニージョ農園は、高品質で環境に配慮したコーヒー生産の先駆者です。サンマルコスは「ボルカニック サンマルコス」とも呼ばれ、中央アメリカ最高峰であるタフムルコ山や、メキシコとの国境にそびえるタカナ山に囲まれています。これらの火山が過去に繰り返した噴火によって、鉱物やリン、硫黄を豊富に含む火山灰土壌が堆積し、この地域の土壌は非常に肥沃なものとなりました。また、高い山脈や火山は太平洋からの湿った風を取り込み、この地域の気候を特徴づけています。その結果、サンマルコスはグアテマラで最も降雨量の多いコーヒー産地となり、年間降水量は5,000mmに達します。これにより、コケやランが生い茂る湿度の高いジャングルから、雲に覆われた森林まで、さまざまな微気候が形成されています。

エル・プラタニージョ農園の歴史は1977年、サムウェル・コト・エスコバル氏が農園を購入したことから始まりました。1985年に息子のスチュアート・コト氏が経営を引き継ぎ、持続可能な農法と高品質なコーヒー生産へとシフト。農園では動物の狩猟を禁止し、農園内に住む人々であっても木を伐採する際には特別な許可が必要とされるなど、環境保全に対する厳格な方針が採用されています。現在のような認証制度がなかった時代から、農園独自の基準を設け、環境に配慮したコーヒー作りを続けてきました。また、エル・プラタニージョ農園は社会貢献活動にも力を入れており、ヌエボ・プラタニージョスクールの設立に協力し、学校の建設用地を寄付しました。さらに、教育環境の向上を目的に、最近ではインターネット接続可能なコンピューターラボを導入し、地域の子どもたちが基本的なコンピューター操作を学べる環境を整えました。持続可能な農業、地域社会への貢献、そして品質へのこだわり。エル・プラタニージョ農園は、責任あるコーヒー生産の未来を示す存在です。

パカマラ種。こちらはマラゴジッペとパーカスという品種の掛け合わせで、エルサルバドルの国立コーヒー研究所が長年の研究で人工交配をした結果、作り出された品種です。粒がとても大きく、焙煎する前に緊張する品種の一つですね。粒が大きい分、内部までしっかりと熱をかけるために少し時間をかけて焙煎することが多いです。ただ今回の場合、水分値が12%と高い値だったので、前半から火力を上げ中の水で熱を伝導させるイメージで焙煎を進めています。パカマラらしいしっかりとしたボディと甘さがお楽しみいただける、中煎りでご用意しました。

ネクタリンやみかんを思わせる甘酸っぱさと、なめらかな口当たり。中煎りらしいヘーゼルナッツやブラウンシュガーのような甘さも感じられます。果実感がありながらも、甘さと酸味のバランスが程よく、飲み疲れしない心地よい味わい。家族や友人との会話を楽しみながらのコーヒータイムにもぴったりです。ゆったりとしたひとときに、優しく寄り添うグアテマラのコーヒーです。

<豆情報>
農園名:Finca El Platanillo
生産者:Stuardo Coto,Coto family
エリア:San Rafael Pie de la Cuesta ,San Marcos
標高:1,100-1,450m
品種:Pacamara
生産処理: Natural
味わい:Nectarine, Orange, Hazelnut, Milk chocolate, Brown sugar, Silky, Round

焙煎度:中煎り

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【終売】246 Guatemala El Platanillo Pacamara Natural

販売価格 1,100円(税込1,188円)

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