ゆっくりと成熟されたコーヒーチェリー、美しくバランスのとれた鮮やかな浅煎りケニア
Miiri Coffee Factory
挽きの状態をご希望の場合、備考欄にご希望の挽目(細挽き/エスプレッソ用、中挽き/ドリップ用、粗挽き/フレンチプレス用)をご記入ください。
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ケニアのコーヒーのご紹介です。
ケニアの浅煎りコーヒーに初めて出会った時、他の生産国には感じないユニークな酸味と香りがとても印象的だったことを覚えています。深く焙煎しても特有の風味が楽しめるケニアですが、今回はこのMiiriのお豆が持っている、繊細で鮮やかな味わいがお楽しみいただけるように、浅煎りにしてみました。
Miiri Coffee Factoryについて
Miiri Coffee Factoryは、Karatinaの町から約3kmのMount Kenyaを望む場所に位置しています。
この肥沃な赤土の地にコーヒーが持ち込まれたのは、ケニアが独立する以前のことでした。以来、コーヒーの栽培は力強く盛んに続けられ、今日ではNyeri Countyの風味は、美しくバランスの取れた鮮やかな酸味とフルーティーさで広く知られています。
Miiri Coffee Factory 周辺では、ゆっくりと成熟するコーヒーチェリーが育ちます。コーヒーチェリーは重みがあり糖度も高く、精製工程でも割れにくい硬い豆に育ちます。このようにゆっくり成熟するチェリーは、この土地ならではのテロワール、年間平均降雨量、そして一年を通した安定した気温と素晴らしい自然の条件がいくつも重なり育まれています。
Miiri Coffee Factoryへコーヒーチェリーを供給するIria-ini Farmers Cooperative Societyには、150名の女性農家と300名の男性農家が所属しており、彼らは毎年最大100トンのコーヒーチェリーを収穫しています。
収穫されたコーヒーチェリーはウェットミルへ運ばれ、まずは手作業でソーティング(欠点のあるものを取り除く作業)が行われます。その後、さらに熟度に合わせて選別されます。パルピング(果肉部分の除去)を施した後は、水路で丁寧にしっかりと洗浄してミューシレージ(豆の表面の粘着層)を取り除きます。
その後はアフリカンベッドに広げられ、15〜20日間かけてゆっくりと乾燥し、輸出準備が整うまで、保護のためにパーチメント(豆の表面の薄い殻付き)の状態のまま品質を保ちながら、大切に保管されています。
今回は浅煎りだからこそ楽しめる、鮮やかで、明るい酸味と心地の良い甘さ、そして長く続くジューシーな後味が魅力です。焙煎は前半からしっかり熱を入れながらやや短時間で焙煎、特に後半にかけては豆の温度や香り、膨らみをこまめに確認しながら徐々に火力を落としていくことで、美しくバランスのとれたコーヒーに仕上げました。
挽いた瞬間、シトラスやプラムのようなフレッシュで甘い香りが広がります。温かいうちは、オレンジやピンクグレープフルーツ、ほのかにチェリーやカシスといった果実感が存分にお楽しみいただけます。冷めてくると、徐々にブラックティーやブラウンシュガーを思わせるフローラルで甘い柔らかな印象へと変化していきます。
強烈なケニアフレーバーというよりかは、繊細で心地の良い味わいが特徴です。
ホットのブラックで鮮やかで繊細な風味を楽しむのはもちろん、少し早いですがアイスにしてもジューシーさが際立ちオススメです。
私のオススメは苺などベリー系の焼き菓子とのペアリングです。このケニアのコーヒーの酸味と後味がベリー系の風味との相乗効果でペアリングの相性が最高です!
春の始まりに、飲むと自然とフレッシュな気持ちになれるケニアをぜひお楽しみください。