毎年選びたくなる、柑橘の明るさと柔らかな質感
Santa Rosa
Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
エルサルバドルのコーヒーのご紹介です。
エルサルバドル屈指の優良農園、Santa Rosa。Cup of Excellence など品評会でも数々の受賞歴があり、世界的に高い評価を受けている素晴らしい農園です。(2014年、2017年、2019年のCOEで優勝)Philocoffeaの終売商品アーカイブを見てみると、ほぼ毎年購入していることがわかります。安定した品質の良さ...今年もWashedとHoneyをどちらも購入し、TOKYO BLEND 2510 に使用しました!
Santa Rosa農園はエルサルバドルの最北西部、ホンジュラスとの国境に近いラ・パルマのすぐ近く、エルサルバドル最高峰のエル・ピタルの斜面に位置しています。
1979年から、Jorge Raul Rivera Sr.によりこの地域でのコーヒーの栽培はスタートしました。当時のエルサルバドルは内戦の真っ最中だったため、多くの土地が安く売られており、これに乗じてRaul氏はいくつかの土地を購入。戦後、エルサルバドルが再び落ち着きを取り戻したタイミングでFinca Santa Rosaとなる土地を購入し、戦後の復興に向けた政府の補助金を受けて、松の木材の栽培を開始しました。最初は木材が輸出できるレベルまで生育するのに10年かかるため、空いたスペースを利用し、エルサルバドル発祥の種であるパカマラを植えたのがSanta Rosa でのコーヒー生産のきっかけとなります。内戦の影響で、土地としては手付かずの状態が長かったため、パカマラ生育の一助にもなりました。現在時点でも試験的にうえられている苗木などを除いては、ほぼパカマラが植えられています。
また Raul 氏はチャラテナンゴ地区の生産者組合の代表で、近隣農家へのプロセスサポートや農事指導なども行っており、地域社会に貢献する取り組みにも積極的です。 Q グレーダー資格も所持しており、アメリカへの留学経験もあって英語も堪能なため国内だけでなく、世界的に活躍しています。