こんにちは。長崎です。
今回私がJBrC2024で使用した豆を販売いたします。
(粕谷がJBC予選で使用した豆でもあります!)

コロンビアの有名農園、ネグリタより特別な、レッドゲイシャの豆です。
農園主のマウリシオさんは愛する妻の愛称を農園名にしました。その愛が果実として実っているのかと思わされるくらい上品な、深みのあるコーヒーです。
マウリシオさんは元々は医者だったらしく、その知見をふんだんにプロセシングに活かしてくれています。

プロセス前にチェリーを消毒し、外部の微生物を除去する。
嫌気性発酵中に1日1回、窒素を充填し、発酵で発生する二酸化炭素を除去し、発酵の安定化を図る。
紫外線がチェリーに与えるダメージを考慮し、ダークルームにて10週間スロードライ。

初めのサンプル抽出時の印象は、オレンジ、アプリコット、フローラル。
去年のネグリタはグレープが強烈に美味しかった印象があったので、少し物足りない印象。
ここからグレープの味わいを引き出すために、焙煎機はストロングホールドを使用して、JBCのエスプレッソローストに近いくらい火入れをしてもらいました。グレープ感が飛び出てきました!
大会ではフレーバー、酸もしっかり感じさせたかったためエイジング14日で使用していますが、日が経てば経つほど甘さのインテンシティが高まり、イエローピーチ、ダークプラム感が増して美味しいです。

挽目は細かめにするとより強くグレープを感じられます。
ストーンフルーツやオレンジ、フローラルをしっかりと楽しみたい方は粗めで。

素晴らしいコーヒーです。ぜひお楽しみいただけると嬉しいです。

<JBrC2024予選大会レシピ>
Dripper: FLOW dripper 02
Filter: SIBARIST FAST Flat M
Paragon Chilling Ball: 3℃-5℃
COMANDANTE C60 #50→#35(double grind)
water: 85℃(ベース白神山地の水1L+APAX LYLAC 4滴&JAMM2滴) 70℃(ベース白神山地の水1L+APAX JAMM4滴)

14g-190g (TDS:1.26)
1st 0:00-0:07 40g 85℃
2nd 0:45-0:55 +70g 85℃
3rd 1:30-1:43 +80g 70℃
2:20 fin

※0:00-0:44 パラゴン使用
※3rdは中央の柱に沿って注湯
※バッグ開封後2時間以内の豆を使用(大会では1時間)

<豆情報>
農園:Finca la Negrita
生産者:Mauricio Shattah
エリア:Tolima, Colombia
標高:2,000m
品種:Red Geisha
生産処理:48h Anaerobic (Nitrogen flushed)
味わい:Grape, Yellow peach, Apricot, Black tea, Bergamot, Smooth, Sweet finish

Colombia Finca la Negrita Red Geisha Lot21

販売価格 7,000円(税込7,560円)

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