アーモンドのような香ばしさに、ブラウンシュガーのような甘さ、ほんのりアップル
Guatemala Villaure Las Lomas
Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
グアテマラのコーヒーのご紹介です。
グアテマラ北西部、メキシコとの国境近くに位置するウエウエテナンゴ。
ヴィジャウレ農園は、ウエウエテナンゴの中でも昨今スペシャルティコーヒーの産出地として名を上げているオハ・ブランカ地区に位置しています。
農園主のAurelio Villatoro氏は収穫期には毎日最適な熟度のコーヒーチェリーを収穫し、その日に収穫されたチェリーを少量ずつ小さなパルパーにかけ、丁寧に果肉を除去し、パーチメントに仕上げていきます。 負担は大きいものの少量ずつ、最適なタイミングで処理をしているのです。この丁寧な手仕事が、このコーヒーの印象的な甘さや果実味に繋がっています。
また、ヴィジャウレ農園では洗浄後のパーチメントを、乾燥させる前にもう一度 「レモホ」と呼ばれるプールに24時間浸します。
この工程により豆全体の水分バランスを整え、カップに丸みを帯びた味を生み出 すことができるのです。
このレモホは主に東アフリカ諸国でよく見られる処理法ですがAurelio氏によって、ヴィジャウレ農園に取り入れられました。
ヴィジャウレ農園はこれまでのコンペティションで何度も受賞経歴があり、2020年 グアテマラCOE でも入賞しています。
ヴィジャウレ農園は小規模の特性を活かし、コーヒーチェリーにしっかりと目を向けて、丁寧な栽培と精製処理により、世界で評価され続けているのです。
焙煎は中煎りで仕上げました。
サンプルロースト(品質チェックなどのためにごく少量のみ焙煎)した際に、ブラウンシュガーのようなしっかりとした甘さにシトラスやアップルのような果実味が楽しめました。少しだけ深く焙煎することで、香ばしくて甘い、クセがなく誰でも飲みやすいコーヒーに仕上げたいと思いました。
水分値や密度を計測し、サンプルローストの際の火の入り方を参考に、序盤からしっかり熱を入れていきました。ややハゼ(焙煎中に豆の水分が蒸発し、内部圧力が高まり豆がはじける現象のこと)のタイミングが早く、その後の豆の温度がやや上がりやすかった為、終盤はより慎重に温度調節をしました。そして、香りや温度の上がり方を見て、最終的に目標の豆温度よりも数度早めにフィニッシュ。
ドキドキしながらスタッフにカッピングしてもらいました。
すると、「このグアテマラ好き。」「りんごみたい。」「こんな中煎り待ってました!」などなど、とても嬉しい感想を貰えました。
いつも一緒にいるからこそ、時に厳しく、時に素直に接してくれるスタッフの言葉にはいつも励まされます。
ドリップしてみると、アーモンドのような香ばしさにブラウンシュガーのようなしっかりとした甘み、ほんのりシトラスやアップルのような果実味も楽しめます。冷めるにつれて甘さが増していき、段々と果実味の印象が強くなっていきます。
クセがなくマイルドで、どなたでも親しみやすい中煎りのコーヒーが出来上がりました。
マイルドな味わいで、朝のホットコーヒーにピッタリです。
ミルクとの相性もバッチリなので、カフェオレ派の方や、ご自宅にエスプレッソマシンをお持ちの、ラテ好きの方にもおすすめです。
親しみやすいグアテマラ、ぜひお試しください。