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How to Choose
Coffee Beans コーヒー豆の選び方

一杯から始まる、
自分だけの味覚の旅へ。

一杯から始まる、
自分だけの味覚の旅へ。

コーヒー豆を選ぶことは、単なる商品の選択ではなく、カラフルに彩られた日常と出会うための小さな冒険です。

PHILOCOFFEAでは、日々の一杯がただの「習慣」ではなく「発見」になるよう、個性豊かなスペシャルティコーヒーをご用意しています。
コーヒーとの関係を、もっと自分らしく。
選ぶ楽しさから、その旅ははじまります。

酸への許容度を知る

まず自分の好みに出会うために必要なのは、自分の酸への許容度を知ることです。
そのためにもまずは3つの異なる焙煎度のブレンドを試してみるのがいいです。
そこで自分の許容度を理解してからシングルオリジンにいくと、より深く広くスペシャルティコーヒーの世界を楽しむことができると思います。

012 ラダーブレンドミディアム

好み→浅煎りから中煎り

013 ラダーブレンドミディアムダーク

好み→中煎りから中深煎り

014 ラダーブレンドダーク

好み→中深煎り以降

その中からシングルオリジンを選ぶ際の指標にできるのが以下になります。

味わいで選ぶ

コーヒーは果実の種。育った環境や処理方法によって、まるでフルーツやスイーツのような多彩な香味が広がります。
「甘さが欲しい」「さっぱりした後味が好き」「香りをじっくり楽しみたい」──そんな感覚で選んでみてください。※以下は一例です

フローラル(ジャスミンやハイビスカスのような華やかさ)

シトラス(レモンやグレープフルーツのような爽やかな酸)

ベリー(ブルーベリーやラズベリーのような甘酸っぱさ)

チョコレート(ミルクチョコやカカオのようなコク)

ナッツ(ヘーゼルナッツやアーモンドの香ばしさ)

ドライフルーツ(プルーンやイチジクのような熟した甘み)

スパイス(シナモンやクローブのような複雑な余韻)

トロピカルフルーツ(マンゴーやパイナップルのようなジューシーさ)

焙煎度で選ぶ

コーヒーの味わいは、焙煎の深さによっても大きく変わります。
焙煎度は、味の方向性や印象を大きく左右するポイントです。

浅煎り(ライト〜シナモンロースト)
明るい酸味や果実感が際立ちます。スペシャルティコーヒーらしいフルーティーな個性を楽しめます。

中煎り(ミディアム〜ハイロースト)
酸味と甘さ、香ばしさのバランスが取れた焙煎。ほどよく落ち着いた味わいで、飲み飽きない一杯に。

中深煎り(シティ〜フルシティロースト)
酸味が穏やかになり、甘みやコクが引き立ちます。バランスの良い深みが感じられます。

深煎り(フレンチ〜イタリアンロースト)
苦味とコクが際立ち、しっかりとした味わい。ミルクとの相性も抜群で、アイスコーヒーやカフェオレにも使われることが多い。

生産処理(精製プロセス)で選ぶ

コーヒーの味わいは、生豆の状態だけでなく、 コーヒーチェリーを収穫した後の処理方法(精製プロセス) によっても大きく変わります。
コーヒーの果実から種(=豆)を取り出すまでに、さまざまな精製方法が用いられます。

代表的なプロセスは以下の通りです。

ウォッシュト(水洗式)
すっきりとクリアな味わい。酸の輪郭や香りが際立ちます。

ナチュラル(非水洗式)
果肉を残したまま乾燥させることで、甘さと厚みのある風味に。

ハニー
果肉を一部残して乾燥。ナチュラルとウォッシュドの中間のようなバランス感。

アナエロビックなどの特殊プロセス
密閉環境での発酵など、実験的な精製方法によって生まれる複雑でユニークな味わい。

PHILOCOFFEAでは、バリスタ世界チャンピオン・粕谷哲が現地生産者とともに設計した独自の生成プロセスによる豆(TOMODACHIシリーズ)も展開しています。

品種で選ぶ

コーヒーにもワインの原料となるブドウのように「品種」があります。品種によっても風味の特徴が異なり、味わいの幅を広げてくれます。

ゲイシャ
華やかでフローラル、酸味が繊細。希少性も高く、特別な一杯に。

ブルボン、ティピカ、カツーラ
甘さとバランスが取れた、クラシックな風味。

SL28・SL34
ジューシーで鮮やかな酸味。ケニアを代表する品種の一つです。

ハイブリッド系(例:カティモールなど)
病害虫に強く、ユニークな香味をもつことも。

品種の違いに注目して飲み比べてみると、味覚の解像度がどんどん高まっていきます。

抽出方法で選ぶ

どんな器具で淹れるか、どんな飲み方をするかによって、相性のよい豆は異なります。
淹れ方によって豆の味わいの感じ方も変わるため、「どう飲みたいか」も豆選びの大切な要素です。

ハンドドリップ
豆本来のキャラクターを繊細に感じやすい。浅〜中煎りがおすすめ。

フレンチプレス
ボディ感やオイルのニュアンスが出やすく、ナッツ系や深煎りとの相性◎。

エスプレッソ
一般的には深煎りが定番だが、浅煎りの華やかな酸や果実味をぎゅっと凝縮できるのもエスプレッソの魅力。

水出し(コールドブリュー)
まろやかな甘みと透明感が引き立ちやすく、フルーティなフレーバーをもつ豆と好相性。

「どの器具で淹れるか」「どんな気分で飲みたいか」によって、自分に合う豆を見つけてみましょう。

迷ったときは
「飲み比べセット」を

「どれが自分に合うのかよくわからない」──それは、コーヒーの世界を広げる絶好のチャンスです。
PHILOCOFFEAでは、複数の焙煎度の豆を選べる「飲み比べセット」 をご用意しています。

まずは気軽に、さまざまな味と出会ってみてください。
一杯の中に、あなたらしさを見つける旅がきっと始まります。


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