※次回の販売日が決まりましたらメルマガやSNSにてご案内いたします。
 メールや電話でのお問合せはお控えいただきますようお願い申し上げます。

※不良品以外の返品交換はお受け致しておりません。
ご注文の際は、よくご確認の上お申し込みいただけますようお願い致します。

※ 商品個々で色味や重量などが若干異なる場合があります。また、商品によっては器表面に小さな黒い点(鉄粉)が見える場合もありますが、品質に問題はございません。

ご来店ありがとうございます。

プラッツ習志野店で使用しているこちらの有田焼のカップ。
YouTubeの動画内でもちょこちょこ映っており、
どこで買えますか?とのご質問をいただくことも多い商品です。

こちらもアロママグと同様、
有田焼・親和伯父山の石膏型職人 岩永和久さんによって一つ一つ丁寧に作られています。
一番のこだわりは形状。
一見すると普通のカップなのですが、実は内側は香りを最後まで楽しめるようにチューリップ形状になっています。また、口当たりを丸くするためにカップの厚みを厚くしており、アロママグとはまた違った味わいがお楽しみいただけます。
有田焼の特徴である”余白の美”を意識した無駄を排除したデザインと有田の色とも言える白磁。
シンプルかつ洗練されたカップです。

実容量140mlと小さめのサイズなので、
サーバーからうつしながら温度の変化と味の移ろいをお楽しみください。
(余談ですが、旨めの日本酒や焼酎のロック等のむときもおすすめです。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岩永さんは現在、土の再利用を行いながら、プロダクトがよりよくなるように取り組んでいらっしゃいます。
有田で主に使われる土は陶磁器といって石を砕いたものを土にしているため、多くの工程を経て精製され土になります。その陶土でも、異なる性質がありこのアロママグを作るときに使うものはドロドロに溶かした陶土を使います。(画像をご覧ください)乾くにつれパサパサしやすい性質が特徴です。
そういった焼き物を作るとき、土が乾きすぎたりすると使い物にならず、廃棄されたりします。また、成形された生地の形を整えるために削ったりする粉も使われる事無く廃棄されます。このような、普段から廃棄される土の再利用を、岩永さんはスタートしてます。

最初の注意書きに記載された通り、時々器表面に小さな黒い点(鉄粉)がみえることがあります。
これは、土が乾いたりする時に、土の中の鉄分が集まる性質があり、これが焼き上がると小さな黒っぽい斑点になるためです。こういったものが少しでもあると通例では廃棄されましたが、全く同じ工程を経て作られているため、通常で使う上では全く問題ありません。

最後に岩永さんより、
普段から廃棄される土を再利用したく、会社全体としては規模が整わないので、まずは僕のプロダクトで小さいながらスタートすることにしてます。ただ、性質がが違うので、乾きにくいのもあり生産効率は良いとはまだ言えません。飲食業界と焼き物業界をまとめて一気に理解してもらうのはとても難しいと思いますが、コーヒーを通して発信出来れば双方の良い影響もあるのではと信じてるとこです。僕自身もこの再利用を踏まえたプロダクトをよりよくするべく工夫をする余地がまだあると感じてますし、こういうことがもっと当たり前になればいいなと思ってます。焼き物の土自体も天然のものであり、限られた資源なので、有効に活用して食器を作る側としても『美味しい』に繋がればと願ってます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

青みがかった優美な白と、なめらかな手触り。
冷めるきるまで、ゆっくり、じっくり、コーヒーを楽しむ時間が
忙しない日々の余白になりますように。


種類:有田焼(磁器)
容量:実容量140ml, 満水200ml
電子レンジ:可
食洗器:可(場合によってはカップ底のロゴが剥がれる可能性あり)

【3/18販売分完売】有田焼湯呑みカップ

販売価格 3,500円(税込3,850円)

SOLD OUT
この商品についてお問い合わせ