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インドネシアのコーヒーのご紹介です。

<Pollung Alfiner>
北スマトラ州トバ湖南西に位置するポルン地区。その周辺の生産者から一軒一軒周り良質なパーチメントを厳選し買い付けているため他のエリアのマンデリンと混ぜられることはありません。リントン地区ではあまりシェー ドツリーは植えられていませんが、代表者のアルフィナーさんはアチェ地区を参考にラムトログンというマメ科の植物を植え始めたそうです。 これは旱魃(かんばつ)のダメージを軽減しようと試みるだけでなく、苗木を多く植える為に、シェードツリーによって土壌・生育環境の安定化を図ってのことです。また現在、地域全体の品質底上げを狙って、糖度の高いチェリーから苗木を作り、約50軒の農家に配るプロジェクトを始めました。この中にはブルボン種やティピカ種を限定し新たに植え始めた農地もあり、プロジェクトが成功すれば周りの農家も協力してくれると期待を寄せています。長期的な取り組みとなりますが、将来も良質なマンデリンを継続的に作りたいという大きな意志を実現するための第一歩をとなっています。

<スマトラ式>
マンデリンを始めとするインドネシアのコーヒーの特徴はやはりスマトラ式と呼ばれる独特な精製方法にあると言われています。コーヒーは通常チェリーのまま(ナチュラル)か、パーチメントの状態(ウォッシュド)で乾燥させますが、スマトラ式ではパーチメントの殻を外して生豆の状態にしてから乾燥させています。
通常、乾燥工程には1〜2週間必要とされますが、生豆の状態にしてから乾燥させることで3日程度で完了させることが可能となるそうです。雨の多いインドネシアの気候的に早く乾燥できることが重要なんですね。このような特殊な乾燥方法を取り入れていることでインドネシアの独特な風味が生まれているようです。

いつも5-6月くらいに飲みたくなるマンデリン。久しぶりだなと思ったら2年ぶりでした。今回はマンデリンの個性を活かしつつも、一杯するっと飲めるものにしたいと思い、11分ほどかけてゆったりと丁寧に焙煎してみました。しっかり深煎りです。口に含んだ瞬間は深煎りらしい苦味が感じられますが、その後熟したリンゴのような味わいが口の中にじんわりと広がります。後味にはマンデリンらしいアーシーな(Earthy)余韻。革、草、土のような風味、というと本当に美味しいの?と思うかもしれません。が、虜になるかたも少なくない、不思議な魅力のある味わいです。初夏、緑の深まる季節にぴったりな深煎りをぜひお試しください。

<豆情報>
代表者:Alfiner Lumban Gaol
生産者:250 small farmers
エリア: Pollung,Humbang Hasundutan Regency, North Sumatra ,Indonesia
標高:1,400~1,500m
品種:Ateng, TimTim
生産処理:Wet Hulling
味わい:Bitter, Dark Chocolate, Baked Apple, Herbal, Sweet Earthy,Full Body

<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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216 Indonesia Mandheling

販売価格 1,200円(税込1,296円)
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