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※再入荷について
豆を仕入れる際、サンプルを取り寄せ、味わいをチェックして仕入れを行います。
その年美味しくても、翌年の状況では入荷を見送る場合もございます。
同じ豆を翌年再入荷する、というお約束はできませんので、
どうぞご了承いただき、一期一会の味わいをお楽しみいただければ幸いです。




Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
グアテマラのコーヒーのご紹介です。

<El Morito>
El Morito農園が位置するハラパ県マタケスクイントラ、モラレス村は首都グアテマラ・シティから東に車で2時間、エル・サルバドルの国境に向かう途中にあります。そしてこの農園はグアテマラCOEにて2013年2位、2014年3位、2015年2位を獲得し、2022年には1位を獲得するなど...グアテマラを代表する名農園として広く知られています。すごい。

ホセ・ロベルト・モンテロッソは1994年にこの土地をを購入しました。山々に跨った総面積672ヘクタールの広大な敷地を有し、1/4がコーヒー生産エリアに充てられています。モンテロッソは当初、家族とともにブルボン、カトゥアイ、パチェといった伝統的な品種を植えていました。その後栽培の方法を学び、改善し続けるうちに、彼らはさまざまな栽培や加工技術にチャレンジするようになったそうです。やがて彼らは、コーヒーの品質を高めるために、ゲイシャのような品種を栽培することを始めました。海抜2,200メートルという農園の標高の高さと、丁寧な栽培のおかげで、Finca El Moritoではよりデリケートなパカマラ種とゲイシャ種がの栽培が盛んになりました。

品質向上を目指して近年はスペシャルティコーヒー、そして生産処理や品種の特性を活かしたマイクロロットの生産に臨んでいます。試験栽培区画も設け、農園の気候条件や栽培環境に適した品種を見つけ出しそれらを計画的に栽培、収穫期にはロットごとのカッピングを行う事で品質向上に努めています。

パカマラ種はパーカスとマラゴジッペという品種の掛け合わせで作られた品種で、他の品種に比べて非常に粒が大きいことが特徴です。またイエローパカマラは通常のパカマラ種よりも甘みが強く、トロピカルなフレーバーが感じやすいそうです。焙煎前、とっても緊張しました...。今回もサンプルローストで試行錯誤して、やっとリリースに至りました。水分値は11%弱と高めなのですが、最初から火力をかけすぎると中心部が発達せず豆の良さが損なわれてしまいました。そのため投入温度は高めに設定しつつ、火力はだんだんと上げていくようにし、じっくりと熱が伝わるように焙煎しました。甘みをしっかりと感じていただける中浅煎りです。

レーズンやドライパインのようなドライフルーツを思わせる味わい。パカマラ種らしいトロピカルな印象も感じられます。黒蜜やカシューナッツのようなしっとりとした甘さが、滑らかな質感と共に心地よく感じられる一杯です。焙煎日から3週間以降がよりつるんとした口当たりと、イエローパカマラらしいトロピカルな味わいをお楽しみいただけると思います。

<豆情報>

農園名:El Morito
エリア:Mataquescuintla, Jalapa
標高:2,000-2,350m
品種:Yellow Pacamara
生産処理:Anaerobic Washed(Full cherries anaerobic 120 hours then depulped)
味わい:Dried fruits,Pineapple, Molasses, Cashew nuts, Apricot, Round

焙煎度:中浅煎り

【終売】388 Guatemala El Morito Yellow Pacamara

販売価格 2,800円(税込3,024円)

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