Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
エチオピアのコーヒーのご紹介です。
昨年人気だったGotitiが今年も入荷しました。

<Gotiti>
イルガチェフ地域東側のゲデオゾーンは 6 つの地区に分れており、その内の一つがゲデブ地区です。首都アディス アベバから 434 km離れ、数年前までは車で 8 時間近く掛かる僻地でしたが、2016 年に開通したエチオ-ケニア道路の 開通により所要時間は 3 時間ほどまでに近くなりました。土地の 1/4 にコーヒーが植えられる程、エチオピアの中でも コーヒー生産に適した環境が整っている地域です。
ゲデブ地区は 16 の行政区に分かれ、その一つがゴチチです。ゴチチ水洗工場は 2019 クロップより、BNTの子会社レンジャーが水洗工場を所有し、これまで以上の最高のイルガチェフ作りを目指し、始めた水洗工場です。優秀なスタッフをそれに見合う賃金で集めて、精製〜乾燥工程を丁寧に行っています。乾燥時には、アフリカンベッド上での徹底した欠点豆の除去とスロードライングの教育に力を入れているそうです。

<BNT社>
 ちらっとでてきたBNT社というワード。エチオピア現地のエクスポーターのことです。イルガチェフェの高品質なコーヒーを取り扱っており、日本のコーヒーショップでもよく名前を耳にするエクスポーターだと思います。
二人の社長ビレさん、テディさん。テディさんが先にコーヒービジネスの経験を他社で積み、その後大学の同級生だったビレさん(当時国際開発系の仕事に従事)を誘ってBNT社を設立しました。その頃から彼らのモットーは【PAY FAIR GET FINNEST=適正に支払い最高のものを獲得する】です。
設立当初は、品質はそれほど良くなく資金繰りにも苦慮していました。が、お客様を訪問してコーヒーを飲むことがとても好きな二人は、常に意見に耳を傾けて、よりよいコーヒーを作りだせるよう改善を続けました。現在、イルガチェフやシダモ、グジなどで45の水洗工場と独占契約をしてコーヒーを調達する一方で、子会社として水洗工場を幾つか所有しております。 水洗工場を経由しての農家への先払い(収穫前)、完熟実の収穫、適切な水洗処理工程、スローな乾燥、そして自社の脱穀・精製工場での精度の高い選別が高品質でユニークな個性のあるコーヒーに繋がっています。精製工場では欠点豆の混入率を更に小さくする為、カラーソーターを一台増設し、更にスペースと生産効率向上の為、工場を拡張工事中です。意見を取り入れて、変化し続ける姿勢が、品質の向上に繋がっているんですね。

エチオピアはありますか?いつ入荷しますか??
ここ最近店頭でとてもよく聞かれる質問です。オープン当初はこんなに聞かれることがなかったので、毎年少しずつエチオピアに魅了されコーヒーにはまっていくかたが増えているのかなと思います。とても嬉しいです。

昨年人気だったGotiti、今年は昨年よりも桃っぽい味わいが感じられ、すっきりとした甘さが心地よく続きます。焙煎は浅煎りです。焙煎時間を短くすると柑橘類のシンプルな味わいになってしまったので、1ハゼまでの時間をゆったり目にとってストーンフルーツ系の味わいも感じていただけるように調整しました。
豆を挽いた香りで、あーこれを待ってました、と思わずひとりごと。エチオピアらしい華やかさのある香りに癒されます。柑橘系の爽やかさと、桃のような瑞々しい味わい。冷めてきても蜂蜜やみかんのような甘みが感じられるので、時間をかけてゆっくりお楽しみいただけます。またアイスコーヒーだとよりレモンティーのようなすっきりとした味わいになり、猛暑日続きの今年の夏にもぴったりです。(焙煎終わり、汗だくの中ぐいっと飲むのが好きです。全身に染み渡ります。)

お待ちかねのエチオピア。暑い夏のお供にいかがでしょうか?
(ナチュラルの入荷は9月以降の予定です)

<豆情報>
WS:Gotiti WS
生産者:Smallholder farmers
エリア:Gedeb Gotiti, Gedeo zone,Yirgacheffe
標高:1,900 - 2,100m
品種: Heirloom
生産処理:Washed
味わい:Lemon candy, Peach tea, Tangerine ,Honey, Floral, Juicy

224 Ethiopia Gotiti Washed

販売価格 1,250円(税込1,350円)
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