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エチオピアのコーヒーのご紹介です。

<Shantawane>
シャンタワネは、エチオピア南部シダマ地方のベンサ地区に位置する村で、標高2,000mから2,400mの高地に広がる豊かな自然環境に恵まれています。この地域は山岳地帯にあり、冷涼な気候と肥沃な土壌によって、果実味豊かで複雑な風味を持つコーヒーが育まれています。ベンサ地区のコーヒーは、伝統的に小規模農家による「ガーデンコーヒー」と呼ばれる形で栽培されてきました。農家は自宅の裏庭のような小さな区画でコーヒーを栽培し、収穫期には近隣のウォッシングステーションへチェリーを持ち込みます。
シャンタワネCWSは4.2haの面積で、Washed、Natural、Honey、Anaerobicといった様々なプロセスで精選しています。平均で6.5コンテナ(約117t) の生産量を誇ります。近隣の農家を合わせて990農家がチェリーを持ち込んでおり、乾燥工程で網を被せるなど、様々な工夫を試行錯誤し、品質を持続させることを重要視しております。

少し前に Post Coffee の Strangers Box でお届けしたコーヒーですね。
このときは「Coffee is Fruits!」というテーマに合わせて、Shantawene を焙煎度違いで3種類ブレンドし、複雑な果実感を表現しました。(フルーツが“生”のままだけでなく、焼いたり煮たりすることで甘みや奥行きを増すように、コーヒーも焙煎を通して新しい果実感を表現できるのではないか。そんな思いで試行錯誤を重ねたブレンドです。プロファイル作りは大変でしたが、こうしてブレンドを作る機会はなかなかないので、とても楽しかったです!)

今回WEBショップで販売するのは、よりジューシーな葡萄のような風味を感じていただける深煎りタイプ。投入温度を高めに設定し、焙煎初期にカロリーをしっかりと与え、明るいフレーバーを引き出します。焙煎後半は少しずつ火力を抑えていき、苦味が強く出過ぎないように慎重に調整しました。深煎りでありながら、苦味だけでなく酸味や甘さもギュッと詰まった、鮮やかで奥行きのある味わいに仕上がっています。

ハンドドリップで抽出して、何も伝えずに粕谷に渡したところ、「何これ、うま!」という反応だったので心の中でガッツポーズ。深煎りらしいダークチョコレートのような苦味と、ぶどうやプラムのような赤紫っぽいジューシーな果実感、重みのある質感が癖になる一杯です。抽出前半は90度と高温のお湯で抽出し引き出すことで、苦味と酸味を支える甘さが作られるので、おすすめです。後半は湯温を落とすと苦味が和らぎます。(好みに合わせて、お湯の温度を調整してみてください)

深煎りならではのコクと、果実のようなジューシーさが共存する一杯。
秋の夜長にゆっくり味わいたくなるような、彩のあるコーヒーです。
ぜひ、香りの変化や余韻の深さを感じながらお楽しみください。

<豆情報>
WS:Shantawane CWS
生産者:Smallholder farmers
エリア:Shantawane, Bensa, Sidamo
標高:1,900 - 2,100m
品種: Heirloom
生産処理:Natural
味わい:Bitter, Dark chocolate, Grape ,Dried fig, Plum, Syrup, Round

焙煎度:深煎り
エイジング:焙煎日から14日後からがおすすめです。

<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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https://en.philocoffea.com
I hope you would enjoy our coffee wherever you are!by

276 Ethiopia Shantawane Natural

販売価格 1,400円(税込1,512円)
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