Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
エチオピアのコーヒーのご紹介です。
PhHILOCOFFEAのコーヒー豆、春はボリビア、秋はエチオピア、のサイクルが徐々に定着してきています。今年もたくさんエチオピアのコーヒーを仕入れたのですが、どれも美味しい!皆さんの反応が楽しみで、販売準備をしながらにやけています。

<Bona M.T. Station>
こちらのウォッシングステーション、なんと2023年からスタートしたまだ新しい施設です。通常の場合、収穫されたチェリーは近くのウォッシングステーションに持ち込まれたりトラックで集められるため、品質に関係なく生産者から購入されています。こちらのBona M.T. Stationでは熟したコーヒーチェリーのみ集めているため、他のウォッシングステーションよりも高い価格で生産者からチェリーの購入を行っているそうです。さらに紫色の完熟したチェリーの場合にはボーナスも支払われるため、生産者の品質向上への意欲を高めています。
2,000mを超えた標高で栽培され、かつ熟度の揃ったコーヒーは強烈な甘みを持っています。精製方法はウォッシュトプロセスです。3週間の乾燥の工程ではパーチメントを定期的に攪拌し、透明感のある味わいを損なわないように努めています。

<74110>
74110という品種は、1974年にJARC(Jimma Agricultural Research Center:ジマ・アグリカルチュアル・リサーチ・センター)によって発表された品種です。Coffee Berry Disease(Colletotrichum kahawaeという真菌が原因で実が壊死してしまう病気、罹患すると8割程度の収量減が見込まれます…。)への耐性のある品種で、1979年に承認/配布されたそうです。かなり小さいサイズの生豆で、ころころっとした丸い形をしています。台湾の生豆商社のTri-Up社の研究では、ピーチやアプリコットのような強いストーンフルーツの味わいが感じられるコーヒーとのことです!




PHILOCOFFEAではいつも月曜日にプロダクトやサンプルのカッピングを行います。今回も、生豆の水分値や密度などを測ってどんな風に焙煎するか計画して、緊張しながらサンプル焙煎して。それを月曜日に持って行って粕谷さんと一緒にカッピングしたのですが、今回のエチオピアを飲んで第一声「美味い」。嬉しいです。生豆の時点で甘そうな香りがしていたので、邪魔をしないようにシンプルにさくっと9分くらいで焙煎しました。浅煎りです。

温かいときはマスカットや白桃、ホワイトグレープフルーツのような、透明感のある瑞々しいフルーツの味わい。少し温度が落ちると、マンダリンオレンジやカシスのような赤っぽいフルーツのフレーバーも現れます(少しケニアみたいな印象があって、個人的にこの綺麗からジューシーへの移ろいが好みです。)また、アプリコットジャムのようなふくよかな甘みのサポートがしっかりあるので、バランスもばっちりです。冷めきったときに洋梨やレモングラス、蜂蜜の余韻が感じられ、嗚呼やっぱりエチオピアのウォッシュト美味しいわ、という気持ちになります。複雑な味わいの変化を伝えようと必死に書きましたが逆にわかりづらい…もうカップコメントのところ『UMAI』だけでいいのでは…。

美味しいエチオピア、ぜひお試しください!

<豆情報>
WS:Bona M.T. station
生産者: Local Farmers
エリア:Bona, Sidama
標高:2,350m
品種:74110
生産処理:Washed
味わい:Muscat, Apricot jam, White Peach , Floral, Cassis, Mandarin orange, Honey, Tea-like


<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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https://en.philocoffea.com
I hope you would enjoy our coffee wherever you are!by

190 Ethiopia Sidama Bona Washed

販売価格 1,600円(税込1,728円)
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