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ホンジュラスのコーヒーのご紹介です。

Philocoffeaでもたびたび登場する、ホンジュラス屈指の名門農園「El Puente(エル・プエンテ)」。その中心にいるのが、4代にわたってコーヒーを育ててきたマリサベル・カバジェロさんです。
コーヒーとの関わりは、曽祖父の代まで遡ります。1910年、曾祖父フェリペ・ガルシア氏はドイツへの輸出を始め、以来、家族全体がコーヒーに人生を捧げてきました。マリサベルさんも幼いころから生産現場を身近に感じながら育ち、現在は夫のモイセス・エレラさんとともに農園を運営しています。

グアテマラ出身のモイセスさんは、1986年にコーヒー輸出業者として働き始めたのがきっかけで、ホンジュラス・マルカラの地でマリサベルさんと出会いました。以来、妥協のない品質と情熱を注ぎ込み続けた結果、Cup of Excellence(COE)では1位を受賞。2016年には、当時のCOE史上最高価格で落札されるという快挙も達成しています。

収穫後、チェリーは垂直型果肉除去機を通過し、コンクリートタンク内で 12から16 時間ドライ発酵させます。次にコーヒーを洗浄し、乾燥段階に進む前に遠心分離機で余分な水分を除去します。大きなロットはパティオで3~5時間「予備乾燥」させてから、グアルディオラ(機械乾燥) に70~80時間入れます。マイクロロットの場合は水洗いされたあと、アフリカベッドに置かれ、11 ~ 15 日間乾燥させます。

焙煎は浅煎りで、爽やか華やかなゲイシャになるように調整しました。青りんごや洋梨のようなすっきり甘い果実感と、フローラルな香り。綺麗な味わいが口の中に広がります。冷めてきて柑橘系のニュアンス、レモンティーのような印象に変化していきます。また、シルキーな口当たりが心地よく、このコーヒー全体に柔らかな印象をもたらしています。王道ゲイシャフレーバーを楽しみたい方におすすめのコーヒーです。

表参道店のオープンの際、販売するコーヒーのカッピングをスタッフみんなで行ないました。その時に出たコメントを簡単にまとめて共有してもらったのですが、このホンジュラス ゲイシャへのコメントがとても愛があって好きでした。"端麗な女性を思わせるコーヒー...上品な印象と温度帯によって変わる表情が楽しそう。何より、今年も美味しいコーヒーをありがとう、マリサベルさん!と思いを馳せた。美味しく淹れたいと思います。"

毎年変わらずに美味しいコーヒーが届くこと。自然が相手の仕事だからこそ、農園の方々がたくさん工夫して努力してくださっているんだろうな、と感じます。
伝統と革新、家族の愛情がぎゅっと詰まったEl Puenteの一杯を、ぜひお楽しみください。

<豆情報>
Farm:El Puente Finca Virginias
Producer: Marysabel Caballero y Moises
Area: Pedemal,San Jose,La Paz
Altitude: 1,600m
Varietal: Geisha
Process:Washed
Flavor notes: Jasmine, Lemon tea, Pear, Silky, Cane sugar, Herbal, Smooth

焙煎度:浅煎り
エイジング:焙煎日から20日後からおすすめです

<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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We hope you enjoy our coffee wherever you are!

536 Honduras El Puente Geisha

販売価格 4,000円(税込4,320円)
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