※12/11焙煎です。

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エチオピアのスペシャルなコーヒーのご紹介です!

『Ethiopia Sky Project Tim Washed 』

<Tamiru Tadesse - Alo Coffee>
 タミルさん。名前を聞いたことがある方も、タミルさんのコーヒーを買ったことがある方もいらっしゃると思います。彼は約10年弱エチオピアのコーヒー業界に携わってきたプロデューサーです。彼はコーヒーの生産地であるSidamaのBensa出身で、多くの知人は自分の庭や農場でコーヒーを栽培しています。自分が生まれる前からコーヒーを生産してきた農家の人たちが、彼らの苦労に対しての報酬を得るチャンスがほとんどないことに心を痛め、育った地域でコーヒーを生産することを決意しました。
 Alo Coffeeは2020年にタミルさんが設立した会社です。標高が2400メートル以上と推定される非常に高地に主要な施設を設置しました。その翌年、2021年にはエチオピアCOEにて1位(Anaerobic)と5位(Natural)に入賞。(COE受賞後にはAlo村に自社農園を購入したみたいです、今回はその農園のチェリーではありませんが今後がさらに楽しみですね…!)自身の生まれ育ったエチオピアでよりよいコーヒーを生み出すこと、コーヒー産業をよりよくすることに励んでいます。さくっと書きましたが、すごい人です。実際に粕谷さんがタミルさんにどこかの展示会で会った時、とても気さくな人ですぐに仲良くなったと伺いました。すごい人、かつ、いい人…。
 Aloは2500-2550mに位置する非常に高地のため、コーヒーチェリーが熟成するまでに長い時間を要します。収穫期は他の地域よりも平均で1か月遅く、そのためより甘く、より複雑なカッププロファイルが生まれるそうです。”Sky Project”はより高地で品質の高いコーヒーを生産し、地球温暖化に対する持続可能な解決策を見つけることを目指しています。

<TIM Washed>
”TIM”は ”Terroir Intensified Maceration ”の略です。いつもお世話になっている台湾の生豆商社”Tri-Up社”、こちらの会社ではコーヒーの精製方法の研究が行われており、その研究で培われたプロセスプロトコルのことを指します。コーヒーチェリーおよびその周囲の環境から適切な微生物を収集し、それらをコーヒーチェリーと一緒に発酵させることで、テロワールの特性が引き立ちます。テロワールが提供できるもの、品種と微生物を含むすべての要素を最大限に引き出すことが、このプロセスの目的となっています。
今回のプロセスはまず収穫後のコーヒーチェリーをパルパーにかけて果肉を取り除きます。その後タンクに移し、10日間の嫌気性発酵を行い、乾燥工程を経て完成です。

10日間の発酵を行なっているので癖強いのかなと思っていたのですが、発酵感はほとんどなく綺麗な味わいをお楽しみいただけます。(味わいへの影響より、ボディがしっかりとあり口当たりが滑らかになっているように思います)フローラルで華やかな香りに、マスカットやホワイトグレープフルーツ、洋梨のようなフルーツ感。キラキラしたエチオピアのコーヒーです。レモネードのような、ハチミツを垂らしたような甘みがあり、酸味だけでなく甘みの余韻もお楽しみいただけます。

先日お客さんに言われたのが「いい意味で水みたい」。後味の余韻が綺麗で心地よく、またもう一口飲みたくなる。そんな素敵なコーヒーです。


<豆情報>
Producer: Alo Coffee (Tamiru Tadesse)
Area:Alo, Sidama
Alutitude:2,450m+
Varietal:74158
Process:TIM Washed (Washed Anaerobic)
Taste: Muscat, Lily, Juicy, Honey, Green Apple, Floral, Lemonade, Clean Cup


Please go to the URL below.
https://en.philocoffea.com
I hope you would enjoy our coffee wherever you are!

【終売】
356 Ethiopia Sky Project Tim Washed 100g

販売価格 3,400円(税込3,672円)

SOLD OUT
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