====================================
こちらの商品はすでに終売しております。
商品説明文を読みたい方向けのアーカイブです。ご了承くださいませ。

※再入荷について
豆を仕入れる際、サンプルを取り寄せ、味わいをチェックして仕入れを行います。
その年美味しくても、翌年の状況では入荷を見送る場合もございます。
同じ豆を翌年再入荷する、というお約束はできませんので、
どうぞご了承いただき、一期一会の味わいをお楽しみいただければ幸いです。
====================================

Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
エチオピアのコーヒーのご紹介です。
昨年エチオピアのナチュラルをリリースするたびに一瞬で完売してしまったので、今年はもっとたくさん買いました。これから来る秋冬のお供にぜひに。("たくさん買う"ことが私たちが産地のためにできることの一つだと思うので、とても嬉しいです、いつも本当に、ありがとうございます。)

<Bona M.T. Station>
190 Ethiopia Sidama Bona Wと同じエリアで、その中のGute村という小さい村で収穫されたコーヒーです。標高が2320-2350m という非常に高地…。標高が高いと栽培期間が長くコーヒーチェリーを収穫するまでに時間がかかるため、栽培期間が短い場合より光合成で蓄えられる糖分が多くなります。また夜間の気温が低いため消費される糖分も少なく、より糖度の高いチェリーを得ることができるそうです。(コーヒーの説明で、標高や昼夜の寒暖差について書かれていること多いですよね!)
収穫されたチェリーはBona M.T. Stationに集められます。2023年にできたばかりのBona M.T. Stationでは熟したコーヒーチェリーのみ集めているため、他のウォッシングステーションよりも高い価格で生産者からチェリーの購入を行っているそうです。さらに紫色の完熟したチェリーの場合にはボーナスも支払われるため、生産者の品質向上への意欲を高めています。
手作業で選別されたチェリーはベットに丁寧に並べられ、4週間かけて乾燥させます。その後麻袋に移し、1か月間倉庫で休ませてから首都アディスアベバに運ばれました。

<74110>
74110という品種は、1974年にJARC(Jimma Agricultural Research Center:ジマ・アグリカルチュアル・リサーチ・センター)によって発表された品種です。Coffee Berry Disease(Colletotrichum kahawaeという真菌が原因で実が壊死してしまう病気、罹患すると8割程度の収量減が見込まれます…。)への耐性のある品種で、1979年に承認/配布されたそうです。

焙煎は浅煎りで仕上げました!水分値が9%弱と結構低い値だったので、全体的にガス圧をかけすぎないように優しく。でもトロピカルな味わいを出せるように焙煎時間はかけすぎず、1ハゼから1分程度で焼き上げています。焙煎中も桃みたいな甘い香りがして、幸せです。

温かいときはナチュラルプロセスらしいベリー系のフレーバーが口いっぱいに広がります。ただ甘さがしっかりとある豆なので、酸が強いということはなくなんというかフルーツを甘く煮たような味わいです。少しぬるくなってきたとき、ここが一番好きなのですが、黄桃や熟したマンゴーのような黄色っぽい味わいに変化していきます。余韻がトロピカル。冷めきっても甘みのサポートがあり飲みやすく、綺麗な後味で終わるコーヒーなので、浅煎りを飲んだことがない方にもぜひお試しいただきたいコーヒーです。

ナチュラルのコーヒー、その鮮やかな酸に惹かれがちですが、このコーヒーはしっとりとした甘みと余韻にも心奪われると思います。リピート確実の美味しさです。


<豆情報>
WS:Bona M.T. Station
生産者: Local Farmers
エリア:Gute Village, Bona, Sidama
標高:2,320-2,350m
品種: 74110
生産処理:Natural
味わい:Blueberry, Raspberry, Yellow peach, Black tea, Mango, Round, Sweet finish

焙煎度:浅煎り

【終売】191 Ethiopia Sidama Bona Gute Natural

販売価格 1,400円(税込1,512円)

SOLD OUT
この商品についてお問い合わせ