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こちらの商品はすでに終売しております。
商品説明文を読みたい方向けのアーカイブです。ご了承くださいませ。

※再入荷について
豆を仕入れる際、サンプルを取り寄せ、味わいをチェックして仕入れを行います。
その年美味しくても、翌年の状況では入荷を見送る場合もございます。
同じ豆を翌年再入荷する、というお約束はできませんので、
どうぞご了承いただき、一期一会の味わいをお楽しみいただければ幸いです。
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ご来店ありがとうございます。
オーナーの粕谷です。

本商品は粕谷自ら訪問して買い付けているKasuya Selectionの中でも特別な、
粕谷自らが考案して提案した精製方法で作ってもらったPhilocoffeaのためだけの特別なコーヒーになります。

これは現地のNardos Coffee Exportと協力して、最高のコーヒーを作り出そう、というプロジェクトのもと始められたもので、これが最後というわけではなく、これを起点として毎年改良を繰り返していって、
いつか世界一のコーヒーにしよう!というものになります。
なので、Philocoffeaとしても設備投資に毎年協力していくために、売上の一部を設備投資に使わせていただきたく思います。
完璧な仕上がりだったわけではありませんが、
完璧なコーヒーを買って楽しむという意識ではなく、
毎年改善されていく楽しみを買っていただく、という意識でお買い求めいただくと面白いと思います。

特に今年は、このエチオピア世界一コーヒープロジェクト元年とも言える年です。
これは今年しか味わえません。
TETSU Aと合わせて、こちらも絶対買ってほしいコーヒー!
ちなみに、今回焙煎した分でTETSU Bは販売終了となります。もう生豆がありません。。

<特徴>
完璧ではないとはいえ、めちゃくちゃ美味しいです。
プロセス自体は思ったようにいかなかっただけで、最高のコーヒーを作り出すという目的で始まったものなので、コーヒーチェリーも最高の熟度のものだけを集めてもらっているので、正直それだけで完成度がめちゃくちゃ高いです。
甘さも酸味も風味も申し分ありません。
美味いエチオピアを飲んでみたければ一度こちらを飲めばよいと思います。

<粕谷プロセスの詳細>
特注のプロセスの内容ですがTETSU AとTETSU Bはほとんど違いがありません。
プロセスに名称をつけるなら、
本商品の”TETSU B”は
ダブルアナエロビックウォッシュドプロセスパルプアディッド
(Double Anaerobic Washed Process Pulp Added)
です。
最近一部の特殊なコーヒーでは使われることの多いダブルアナエロビックですね。
簡単に言うと、嫌気性発酵(アナエロビックファーメンテーション)を2回やるというものです。
Pulp Addedという部分がTETSU Bとの大きな違いで、
TETSU Bをやや省略しつつ説明すると、
1.完熟チェリーのみを集める
2.コーヒーチェリーの果肉だけを集める
3.密閉できるタンクにチェリーと2の果肉を詰める
4.低い温度を保てる水の中にタンクを2日間放置する<発酵させる>
5.タンクからチェリーを取り出してパルパーにかける<果肉を剥ぐ>
6.剥いだ果肉とパーチメントを集めて再度タンクに密閉する<果肉を捨てずに再利用するのがポイント>
7.4を繰り返す
8.チェリーを取り出してウォッシュドプロセスに移行する
という流れになります。

TETSU Aとの違いは、3の工程のときには余分な果肉を追加して一緒に発酵させる点で、TETSU Aよりもかなり濃厚で複雑な嫌気性プロセス特有の発酵したフレーバーを構築する狙いがあります。
それが美味しいかどうかは別として、特殊な味わいを作ろうという意図で考案したものです。

<今回の評価>
しかし、そんなに簡単にコーヒー作りというのは行くはずもなく。。。
世の中で有名な農園の方々との技術力の差はやはりカップクオリティに表れるのですが、
今回のプロセスは私達の評価としては「美味しくは出来たが失敗」というものになります。
本当にすごく美味しいんです。ただ、狙ったような味わいにはなりませんでした。
”悪い意味で”ものすごくクリーンでゲイシャのような華やかで甘いコーヒーになったのです。
今、我々が導き出している原因は、発酵不足、です。
このプロセスを試してもらったのは標高が2,000mあたりの比較的高い場所にあります。
その高い標高から朝晩はかなり冷え込み、コーヒーを育てるには最適といえるかもしれない場所ですが、冷えすぎてその時間帯には発酵も止まってしまっていたのではないか、ということでした。
もしくは、密閉性のタンクを使用したと書いていますが、実は完全には密閉できるようなタンクではありません。それが原因の可能性も考えています。
パナマやコスタリカなどで使用しているような性能の良いタンクが手に入らないんですよね。
お金があれば何でも買える、という考えはエチオピアでは通用しないです。
いい勉強になりました。

<最後に>
我々にはまだノウハウも設備もお金もありません。
だけど、世界一美味しいコーヒーを作ろうと思っています。
その夢を応援してください。
一緒にコーヒーを作っていく楽しみを感じていただけたら幸いです。


<豆情報>
農園名:Killenso(キレンソ)
生産者:Nardos Coffee Export(ナルドス・コーヒー・エクスポート)
エリア:Guji(グジ)
標高: 1,900-2,100m
品種:Heirloom(在来種)
生産処理:Double Anaerobic Washed(ダブルアナエロビックウォッシュド)


<For cutomers who cannot order because of language.>

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I hope you would enjoy our coffee wherever you are!

【即完売御礼】
【kasuya selection】
002 Ethiopia TETSU B
【世界一美味しいコーヒーを作るプロジェクト】

販売価格 1,500円(税込1,620円)

SOLD OUT
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