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コロンビアのゲイシャ種のコーヒーのご紹介です。
(300番台が終わったので500番台に突入しました)

<Monteverde>
Monteverdeは、トリマ地方のヘレーラ町近くに位置する、環境に優しいコーヒー農園です。アンデス山脈の高地に広がる霧深い谷にあり、豊かな火山土壌とコーヒー栽培に最適な気候の恩恵を受けています。標高は1,790〜1,900mで、気温は16〜26℃、月平均160時間の日照があります。多種多様な動植物が生息する、特別な環境に恵まれています。
グティエレス・ファラ家は5世代にわたってコーヒー栽培に取り組んでおり、Finca Monteverdeはその豊富な経験と情熱を象徴しています。農園は約50ヘクタールの広さがあり、2010年からはQグレーダーで品質管理のプロであるニューワーリー・グティエレスさんが管理を行っています。家族は長年にわたり発酵技術を磨き続け、コーヒー豆の個性を引き出すために加工方法を多様化させてきました。
Monteverdeでは、スペシャルティコーヒー協会(SCA)の基準に基づいて高品質なコーヒー生産を徹底しており、持続可能な生産方法と品質へのこだわりが業界でも高く評価されています。また、農園はニューワーリーさんの兄、マキシミノ・グティエレスさんが運営するFinca Las Florestalesと隣接しており、両農園は知識やリソースを共有しながら、素晴らしいコーヒーを生産しています。

こちらのゲイシャのコーヒーもプロセスに発酵過程を挟んでいます。コーヒーチェリーは36時間の酸化後に36時間の嫌気性発酵を行い、その後パルピングされハニープロセスで仕上げられています。乾燥工程は、半透明の屋根をのある場所で行われ、空気の流れに気を配ることで乾燥中の温度をコントロールしているそうです。25 - 30日程度かけて乾燥を行い、最終的に水分値が11%に達した時点で袋に詰められます。

比較的短時間の嫌気性発酵なので生豆の色はそこまで黄色くなく、粒は大きめで揃っていて美しいです。発酵工程で生まれたボディ感と豊かな甘さが引き出せればと思い、ゲイシャ種ですがあまり短時間にしすぎず、1ハゼまでの時間を8分ちょっととっています。焙煎中も甘い香りが漂い、心地よかったです。(この焙煎中の匂いはお届けできないのが悲しい...)焙煎度合いは浅煎りで仕上げています。

梱包する際に豆の入った箱を開けると、ふわっと、蜂蜜と金柑が混ざったような香りが漂います。山吹色っぽい甘い香りなので、勝手に秋を感じています。実際に淹れてみると金柑やみかんのような小粒な柑橘類の味わいがじんわりと口の中に優しく広がります。蜂蜜のような甘さも相まって、果肉やピールを丁寧に煮詰めて作られたマーマレードのような印象です。また胡桃やドライアプリコットのようなフレーバーや、丸くて心地よい口当たりも感じられます。じわ甘、じわ美味。個人的には昼下がりに、バターたっぷりのフィナンシェと一緒に楽しめたら最高だなと思うコーヒーです(贅沢)。

プロセスで作られた味わいだけでなく、ゲイシャ種らしい上品さも感じられるこのコーヒー。だいぶ秋らしく過ごしやすい気温になってきたので、ぜひホットコーヒーで。甘いアロマから、複雑で上品な味わいまで余すことなくお楽しみください。

<豆情報>
Farm:Monteverde
Producer: Newerley Gutierrez
Area:Herrera, Tolima
Altitude:1,800~2,100m
Varietal:Geisha
Process:Anaerobic Honey(The cherries undergo 36-hour oxidation and 36-hour fermentation, then are pulped and oxidized for 24 hours.)
Flavor notes: Orange, Apricot, Walnut, Honey, Bergamot, Smooth, Round

<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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I hope you would enjoy our coffee wherever you are!

【終売】505 Colombia Finca Monteverde Geisha

販売価格 4,100円(税込4,428円)

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