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エチオピアのコーヒーのご紹介です。

<Bona Zuria Sedaka>
ボナズリア・ウォッシングステーションは、シダモ・ベンサの標高1900-2000mに位置するトラコン社所有のウォッシングステーションです。2008年にウォッシングステーションと共に農地を取得し、リノベーションを行いながら、グレードの高い高品質なコーヒー生産を目指しています。責任者であるケベデ氏を 中心に15名の従業員が中心となり、ウォッシュド、ナチュラル、ハニー、アナエロビックなど多様な生産処理を実践・検証をし ています。リノベーションによって木の樹齢も若く、生産量や品質の良さを強みにしており、シダモのマイクロクライメットの 恩恵を受けた地域ならではの風味特性を色濃く反映している点が高く評価されています。

収穫期には彼らの所有する農地だけでなく、周辺の小規模な農家からチェリーが納入され、チェリーでの再選別やフローターの除去、パルピングマシンでの選別を行いウェットパーチメントになります。その後、発酵工程と水路での水洗処理を経てアフリカンベッドに運ばれます。あくまでも伝統的なプロセスに準じた方法を採用していますが、プロセスに使用する水の水質に基準を設けて、これに準ずる清潔な水を貯蔵・利用できるようにしています。また、発酵工程における時間の管理や乾燥を終える水分値や水分活性値の確認など、常に最善の方法が取れるように測定を行う事で、高品質なコーヒー生産をより安定的に行う事ができています。
 また、周囲を小高い丘に囲まれたウォッシングステーションでは冷涼な山風が吹き込んでおり、この風を利用して2週間ほどかけてウォッシュドコーヒーの乾燥が行われます。アフリカンベッドは、農業用の遮光シェードを備えた日陰干し用のアフリカンベッドもあるほか、通常のアフリカンベッドにおいても日差しや気温に合わせて簾を利用しながらゆっくりと時間を掛けて乾燥させ、理想的な品質を目指しています。

エチオピアのナチュラル、最近深煎りにすることが多かったので、久しぶりの浅めです。浅煎りのコーヒーにはまったきっかけがエチオピアのナチュラル、という話をよく聞くように新しい世界に踏み込むきっかけをくれる魅力のあるコーヒーです。

ホットではアーモンドチョコレートのような甘さがしっかりと感じられます。冷めるにつれて、黄桃、いちごジャム、みかんのような果実感。つるんとした質感の液体が複雑な果実感を包み込みより心地よく広がっていきます。個人的には抽出後10分経ってからの、少し冷めた時が好きです。酸味と甘さのバランスがよく、より鮮やかな味わいが楽しめます。寒くなってくるとこうしてゆっくり変化が楽しめるのがいいですね。サーバーから少しずつカップに分けて飲むのもおすすめです。

温度変化で色鮮やかになるエチオピア。
ゆっくり時間をかけてその魅力を堪能してみてください。

<豆情報>
WS:Bona Zuria Sedaka WS
生産者:Smallholder farmers
エリア:Sidamo, Sedaka
標高:1,860 - 1,990m
品種:Heirloom
生産処理:Natural
味わい:Yellow peach, Milk chocolate, Silky, Almond, Strawberry jam, Orange, Sweet after

<FOR WORLDWIDE SHIPPING>
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232 Ethiopia Bona Zuria Natural

販売価格 1,200円(税込1,296円)
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