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コロンビアのコーヒーのご紹介です。

※挽きをご希望の方は備考欄にお好みの挽目(細・中・粗挽き）をご記入ください。

＜La Indonesia＞
コロンビア南部・ナリーニョ県エル・パラモ、標高1,800mに位置する「La Indonesia」農園。(コロンビアだけどインドネシア？と最初農園情報を見て混乱しました(笑))生産者のJuliana Erazoさんが育てるピンクブルボンのご紹介です。Julianaさんはタミナンゴ出身で、ご両親もコーヒー生産者という家庭に育ちました。20年以上にわたって有機転換のプロセスを進め、ウォッシュドやハニーといった多様な精製にも取り組みながら、環境に配慮した持続可能なコーヒーづくりを続けています。

ナリーニョは火山性土壌と昼夜の寒暖差に恵まれた土地で、チェリーがゆっくりと熟すことで、酸と甘さのバランスが取れた風味豊かなコーヒーが生まれます。伝統的な栽培を守りつつも、精製や発酵の改善に積極的に取り組む生産者が多く、地域全体で品質向上の動きが進んでいます。

今回ご紹介するロットは、果実がしっかりと完熟したタイミングで収穫され、果肉除去（デパルプ）後、約36時間の発酵を行い、洗わずに屋内で乾燥、最後に脱殻して仕上げられています。この独自の手順によって、ピンクブルボンらしい華やかな香りと鮮やかな酸に加え、ウォッシュドプロセスとはまた違った、やわらかな甘さと果実味が引き出されています。

Julianaさんは「自分たちのコーヒーが世界中に届き、ナリーニョの豊かな味わいを多くの人に楽しんでもらえることが嬉しい」と語っています。その言葉通り、この一杯には彼女と地域の生産者たちの努力と情熱が詰まっています。

こちらのコーヒーは、Haiz Coffeeのコロンビアのカッピング会で出会ったものです。
カッピング会では、並んでいるコーヒーを順番にテイスティングしながら何周か回って、購入するロットを決めていきます。このコーヒーは一周目で飲んだ瞬間に、ジューシーで綺麗な酸味に惹かれ、すぐに注文を入れたのを覚えています。私のお気に入りのコーヒーです。
（後日、社内で改めて飲んだときもスタッフから好評で、とても嬉しかったです。）

このコーヒーが持つ、みかんのようなジューシーな酸味を引き出すため、焙煎は浅煎りに調整しました。良さを損なわないよう慎重に火力を調整し、約9分で焼き上げています。みかんのような明るい酸味と甘さに加え、レッドチェリーやカシスのような果実感も感じられ、どこかケニアのコーヒーを思わせる印象です。そして、この果実感と同じくらい気に入っているのが質感です。丸みがあり、しっとりとした口当たりで、ずっと口の中で転がしていたくなるような心地よさ。個性がありながらも上品で、飲んでいると不思議と癒される一杯です。

みかんのように明るく、どこかほっとするやさしい甘さ。
La Indonesiaのピンクブルボンが持つ柔らかな果実味と穏やかな余韻を、ぜひゆっくりと味わってみてください。

＜豆情報＞
農園：La Indonesia
生産者：Juliana Erazo
エリア：El Paramo, Narino, Colombia
標高：2,050m
品種：Pink Bourbon
生産処理：Washed
味わい：Mandarin orange, Red cherry, Cassis, Herbal, Juicy, Round

＜FOR WORLDWIDE SHIPPING＞
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I hope you would enjoy our coffee wherever you are!by