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イエメンのコーヒーのご紹介です。

<Yemen Haraz>
先日上野で開催されたイベント、こちらのイエメンも販売していたのですが予想以上に人気でブースで驚いていました。昔飲んだイエメンが好きで以来見つけるとつい選んでしまう...という方が複数人いらっしゃって、イエメンの独特で唯一無二の味わいに魅了されている方が多いことを知りました。エキゾチックなイエメン、沼ですね。

イエメンは、アラビア半島の左下に位置する国で、中東では唯一の生産国です。
Haraz地区はYemen北西部に位置しており、標高が高く寒冷な気候かつ、火山性の土壌に恵まれています。降水量が多いため、傾斜地に階段状に畑が作られコーヒーの木が植えられているのが特徴です。お米でいうところの棚田みたいな感じですね。石垣で階段上に農地を作ることで、土壌の侵食を防ぎながら水分を保持しコーヒーの木の育てやすい環境を生み出しています。

今年もニュークロップのサンプルをいくつかいただき、それらをブラインドカッピングして購入するものを決めました。今回はなんと、潰した葡萄と一緒に4日間嫌気性の発酵を行なったロットです。インフューズドコーヒーなのですが、味わいは完全に葡萄という感じではないのが面白いところ。味付けというよりは、発酵のコントロールのために一緒に発酵させたそうです。エキゾチックなイエメンらしさが全面にでており、温度による味わいの移ろいも魅力の一つ。

挽く前から木苺のような甘酸っぱい香りが豆から感じられます。香りなのになんか目で見えそうな気がするくらい、密度のある香りです。ブドウやラズベリーのようなジューシーなベリー感と、桜や檜のような残り香。精製方法で何かフルーツと一緒に発酵させるとそのフルーツの味に支配され単調になりがちですが、このコーヒーは木苺やスイカやプラムのような他の果実感も感じられる複雑さもあるコーヒーです。また、冷めてくると梅酒のような果実酒を思わせる味わいに変化します。華やかだけど、どこか深みも感じる、不思議な魅力。イエメンの沼へはまる一杯です。

<豆情報>
生産者:Abdulhakeem Jarmah
エリア:Al-numais, Haraz, Yemen
標高:2,300m
品種:Ancient Typica
生産処理:Fermented in barrels with pressed grapes (4days)
味わい:Grapes, Raspberries, Herbal ,Cherry blossom, Watermelon, Plum, Exotic, Long finish


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【まもなく終売】384 Yemen Abdulhakeem Jarmah

販売価格 4,500円(税込4,860円)
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