====================================
こちらの商品はすでに終売しております。
商品説明文を読みたい方向けのアーカイブです。ご了承くださいませ。

※再入荷について
豆を仕入れる際、サンプルを取り寄せ、味わいをチェックして仕入れを行います。
その年美味しくても、翌年の状況では入荷を見送る場合もございます。
同じ豆を翌年再入荷する、というお約束はできませんので、
どうぞご了承いただき、一期一会の味わいをお楽しみいただければ幸いです。
====================================

Philocoffeaにご来店いただき、ありがとうございます。
ケニアのコーヒーのご紹介です。

<Nyeri>
ケニア山に位置するニエリはケニアの中でも有数のコーヒー生産エリアとして知られています。地理的にも非常に恵まれ、ケニア山の火山灰土壌からは有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含む最適な環境です。(火山灰土壌ってコーヒーの説明で出てきがちですよね。やや酸性傾向のある土壌で、火山灰と腐植物質で構成されており比重が小さくスポンジに似たような立体構造をしています。そのため透水性や通気性に優れており、栄養となる有機物やリンをよく吸着するのが特徴です。)中でも「マシラ地区」は高品質ケニアの風味であるカシスやベリー系の味わいを産出するエリアとして名高い銘産地です。比較的冷涼なエリアで、特に昼夜の寒暖の差がチェリーをゆっくりと成熟させ、甘味の詰まったチェリーが作られます。ケニアのコーヒーの中でも、より果実味溢れるジューシーな味わいがお楽しみいただけます。

<Karatina>
カラチナ(KARATINA)とは、この地の民族であるキクユ族の言葉で、Murutina Beer(ムルチナビール)の原料となる果実をつける木の名前からきています。キクユ族は、祝賀儀礼の際にMurutina Beerが振舞われますが、そのビールを醸造するために今でもこの木が使われています。
カラチナ水洗工場は近隣の 1450 名の農家がチェリーを納入している水洗工場です。標高1650mと高地にあり、気温16~ 26℃の涼しい気候にあります。近隣にはラガティ川が流れ、フレッシュな水洗処理にも欠かせない豊富な水源を供給しています。また工場ではコーヒーの木陰を作るための、バナナ、トウモロコシ、グレヴィレア(オーストラリア原産の半耐寒性常緑低木)やマカデミアなどの樹木も栽培しているそうです。

夏に販売していたMitondoとはまた違った印象のKaratina。Mitondoは焙煎している時カシスやトマトのような赤い果実がパッと弾けるような香りがしたのですが、Karatinaはみかんや少しフローラルな上品な香りがフワッとします。甘みが伴う柔らかな印象です。同じケニアでも全然香りの印象が異なり、コーヒー面白いです。沼。

ケニアらしいカシスのような酸味と一緒に、みかんやキビ糖のようなほっこりする甘さが温かい時からお楽しみいただけます。ジューシーで明るい印象だけど、滑らかな口当たりが心地よくどこか親しみやすい。今ちょうどこの商品紹介を書きながら飲んでいるカフェラテが、こちらのケニアを使っているのですが... 美味!オランジェットのような味わいと、キャラメルのような余韻。ミルクと相性バッチリです。

ケニアらしさと柔らかな甘み、秋冬にぴったりな浅煎りです。

追記:ディップスタイルコーヒーもあります!贈り物にぜひ! 
   シングルオリジン飲み比べセット 183/185/187【3種×2個】

<豆情報>
WS:Karatina Factory
生産者:Barichu Cooperative Society
エリア:Barichu Locale, Mathira Division, Nyeri County
標高:1,650m
品種:SL 28, Ruiru 11 , Batian
生産処理:Washed
味わい:Red currant, Navel orange, Cane sugar, Juicy, Blueberry, Smooth, Bright

焙煎度:浅煎り

【終売】183 Kenya Karatina AB Washed

販売価格 1,100円(税込1,188円)

SOLD OUT
この商品についてお問い合わせ